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2025/10/07

【2025年最新版】子育て支援 × マンション相場×学区から選ぶ!東京都23区の子育てしやすい街

「子育てしやすい街に住みたい。」
そう考えるご家庭にとって、東京都23区はどこも便利に見えます。ですが、実は区ごとに子育て支援制度・マンション相場・学区の特徴が大きく異なるのをご存じでしょうか?

例えば、港区や渋谷区など都心エリアはブランド性が高く教育環境も整っている一方で、江戸川区や足立区は出産祝金などの支援が手厚く、住居費も抑えやすいのが魅力です。

この記事では、

  • 東京都23区の独自子育て支援制度
  • マンション相場(新築・中古70㎡)
  • 学区の特徴

を一覧化し、実際の住まい探しに役立つ視点を整理しました。


東京都共通の子育て支援制度

まずは、23区どこに住んでも受けられる共通制度です。

  • 医療費助成:0歳〜18歳まで通院・入院が無料(令和5年より高校生まで拡大)
  • 018サポート:18歳までの子ども1人につき、月5,000円(年額6万円)を所得制限なしで支給
  • 赤ちゃんファースト:妊娠・出産時に最大15万円分の育児用品・サービス支援
  • 子育て応援とうきょうパスポート:協賛店舗でおむつ替えスペースや割引サービス

基本的な安心は東京都全体でカバーされています。


23区 独自子育て支援制度一覧

次に、各区が独自に設けている支援をまとめました。

出産祝金・応援券・保育補助・病児保育など、区ごとの差が鮮明です。
「実際にどこまでカバーしてくれるのか」を一覧で比べると一目瞭然です。

区名出産祝金・応援券認可外保育補助病児保育・一時預かり特徴的な施策
千代田区出産祝い品(カタログ)あり(上限あり)保育園送迎ステーション設置
中央区子育て応援券(最大13万円)多胎児家庭支援が手厚い
港区出産祝い品(選べるギフト)◎(月最大10万円)ベビーシッター利用補助
新宿区出産祝金(5万円)一時預かりの無料枠拡充
文京区出産・子育て応援券(10万円)多子世帯加算あり、ブックスタート充実
台東区出産祝金(第1子3万円、第2子5万円、第3子10万円)下町子育て支援券
墨田区出産祝金(第1子3万円〜)病児保育体制強化
江東区出産応援ギフト(最大5万円)湾岸新設園の整備、私立幼稚園補助
品川区出産祝品病児保育利用料助成
目黒区出産祝い品(カタログ)私立幼稚園補助が厚い
大田区出産祝金(第1子3万円〜)私立幼稚園補助充実
世田谷区出産・子育て応援券(1人5万円)病児保育・一時預かり拡充
渋谷区出産祝金(5万円)ベビーシッター補助(都と併用可)
中野区出産祝い品(カタログ)ファミリーサポート補助
杉並区出産祝い品私立幼稚園補助・病児保育体制充実
豊島区出産祝金(3万円)+応援券(最大10万円)池袋再開発と連動した子育て支援
北区出産祝金(第1子3万円〜)ブックスタート制度充実
荒川区出産祝い品△(月最大5万円)地域密着型の病児保育
板橋区出産祝金(第1子5万円〜)子育て応援券あり
練馬区出産祝金(第1子5万円〜)病児・一時預かり強化
足立区出産祝金(1人5万円・全国的にも高額)保育園整備数が多い
葛飾区出産祝金(第1子3万円〜)病児・病後児保育強化
江戸川区出産祝金(第1子3万円〜)私立幼稚園補助が厚い

※ブックスタートとは
生後4か月前後の乳児健診などの機会に、自治体から絵本(2冊前後)と案内冊子が無料で配布される制度です

東京都23区 子育て支援ランキング(2025年版)

金銭的支援が手厚い区 TOP5

  1. 港区:認可外保育補助 月最大10万円+ベビーシッター補助
  2. 中央区:子育て応援券 最大13万円+多胎児支援
  3. 文京区:出産・子育て応援券 10万円+多子世帯加算
  4. 豊島区:出産祝金3万円+応援券10万円
  5. 足立区:出産祝金5万円(全国的にも高額水準)

保育サービスが充実している区 TOP5

  1. 新宿区:一時預かりの無料枠拡充
  2. 世田谷区:病児保育+一時預かりの受け皿拡大
  3. 杉並区:病児保育体制+私立幼稚園補助が厚い
  4. 江東区:湾岸エリアに新設園整備+幼稚園補助
  5. 練馬区:病児保育・一時預かり体制の強化

独自施策がユニークな区 TOP5

  1. 千代田区:保育園送迎ステーション(働く親を強力サポート)
  2. 港区:ベビーシッター利用補助(共働き世帯に人気)
  3. 渋谷区:ベビーシッター補助(東京都制度と併用可能)
  4. 荒川区:認可外保育補助 月最大5万円(下町エリアでは手厚い)
  5. 文京区:ブックスタート+教育水準の高さで学習環境も充実

3. マンション相場の比較(新築・中古 70㎡)

子育て支援が厚くても、住居費が高ければ厳しい…。
そこで新築・中古70㎡の相場を区ごとに比較しました。


東京都23区 マンション相場比較(70㎡・2025年時点)

区名新築70㎡相場中古70㎡相場特徴
千代田区1.6〜2.2億円1.0〜1.6億円都心一等地、教育水準も高い
中央区1.3〜1.8億円9,000万〜1.4億円再開発進行、湾岸エリア人気
港区1.4〜1.8億円1.5〜3.0億円ブランド性・国際性とも抜群
渋谷区1.2〜1.7億円9,000万〜1.5億円若い世帯人気、学区も充実
新宿区1.0〜1.3億円9,000万〜1.5億円多文化対応・利便性重視
文京区1.2〜1.6億円8,500万〜1.3億円教育水準トップクラス
目黒区1.2〜1.6億円8,500万〜1.3億円渋谷隣接、落ち着いた環境
豊島区1.1〜1.4億円8,000万〜1.3億円池袋ターミナル × 再開発
台東区9,000万〜1.2億円7,000万〜1.1億円下町情緒 × 再開発スポット
墨田区9,000万〜1.3億円6,500万〜1.0億円スカイツリー周辺人気
江東区9,500万〜1.4億円7,500万〜1.2億円豊洲・東雲など湾岸学区
品川区1.1〜1.5億円8,500万〜1.3億円品川駅至近、交通利便◎
大田区9,000万〜1.3億円7,500万〜1.1億円羽田空港近接、多様性あり
世田谷区1.0〜1.4億円8,000万〜1.2億円学区選択制が柔軟、緑豊か
杉並区9,000万〜1.3億円7,500万〜1.1億円文教地区 × 閑静
中野区9,000万〜1.2億円7,500万〜1.1億円コンパクトで人気上昇中
北区8,500万〜1.2億円7,000万〜1.0億円下町エリア、コスパ◎
荒川区8,000万〜1.1億円6,800万〜9,500万地域密着、下町子育て
板橋区8,500万〜1.2億円7,000万〜1.0億円広域に学区あり
練馬区8,500万〜1.2億円7,000万〜1.0億円郊外的な広さ確保◎
足立区7,500万〜1.0億円6,000万〜9,000万出産祝金5万円など手厚い
葛飾区7,500万〜1.0億円6,000万〜9,000万下町子育て環境
江戸川区7,500万〜1.0億円6,000万〜9,000万子育て世帯に人気高い

東京都23区 人気学区の比較(2025年版)

子育て世帯が気になるのは「子育て支援 × 住居費」だけではありません。
実際に住むとなると、お子さまが通う 学区(教育環境・進学実績) も大きな判断材料になります。

以下は、23区ごとに代表的な人気学区や教育水準を整理したものです。


東京都23区 人気学区・教育環境比較

区名代表的な人気学区・小学校学区の特徴
千代田区番町小・麹町小東大・難関中学合格者を多数輩出、都内最高峰の学区
中央区明石小・月島第一小再開発エリアの新設校、共働き家庭向け設備が充実
港区白金小・青南小外国人児童も多く国際色豊か、ブランド学区
渋谷区神宮前小・鉢山小アートや国際教育に強く、多様性に対応
新宿区花園小・西戸山小多文化対応力◎、外国籍児童も多い
文京区窪町小・誠之小教育水準が非常に高く「文京ブランド」
台東区谷中小下町の落ち着きある学区、地域密着型
墨田区横川小公立校の学習支援が強化されている
江東区豊洲小・東雲小再開発で新設校多数、ICT教育も導入
品川区城南小・御殿山小品川駅周辺の利便性と教育水準を両立
目黒区駒場小・八雲小学芸大附属や名門私立進学の実績多数
大田区馬込小・洗足池小住宅街中心、落ち着いた教育環境
世田谷区桜丘小・八幡小学区選択制で柔軟、進学塾文化も盛ん
杉並区高円寺小・浜田山小文教地区として有名、落ち着いた環境
中野区桃園小・谷戸小比較的コンパクト、共働き世帯が多い
豊島区池袋小・朋有小ターミナル駅至近でも学習環境が整備
北区王子小・滝野川小下町的で地域とのつながりが強い
荒川区第五峡田小小規模で地域密着型、安心感あり
板橋区金沢小・常盤台小学区数が多く、幅広い選択肢が可能
練馬区開進小・大泉学園小落ち着いた文教地区、自然環境も良好
足立区千寿桜小・栗原小地域支援が厚く、進学先も多様
葛飾区本田小・南綾瀬小下町気質の家庭が多く、温かい雰囲気
江戸川区小岩小・葛西小子育て世帯が非常に多く安定した人気

東京都23区 マンション相場 × 学区比較(2025年版)

子育て支援の制度とあわせて重要なのが、実際に住んだときの住居費と教育環境
区ごとのマンション価格相場(70㎡新築・中古)と代表的な学区を一覧化しました。

区名新築70㎡相場中古70㎡相場区独自の子育て支援学区評価(例)
千代田区1.6〜2.2億円1.0〜1.6億円出産祝金10万円、保育園送迎ステーション番町小・麹町小など、都内屈指の進学実績
中央区1.3〜1.8億円9,000万〜1.4億円認可外保育料補助、子育てクーポン5万円明石小・月島第一小など再開発エリアの新設校
港区1.4〜1.8億円1.5〜3.0億円認可外補助最大10万円、ベビーシッター補助白金小・青南小などブランド学区
新宿区1.0〜1.3億円9,000万〜1.5億円出産祝金5万円、一時預かり拡充花園小・西戸山小など多文化対応
文京区1.2〜1.6億円8,500万〜1.3億円出産祝金2万円、ブックスタート充実窪町小・誠之小など教育水準が高い
渋谷区1.2〜1.7億円9,000万〜1.5億円出産祝金5万円、ベビーシッター補助神宮前小・鉢山小など人気学区
豊島区1.1〜1.4億円8,000万〜1.3億円出産祝金3万円+応援券10万円池袋小・朋有小など再開発エリア
台東区9,000万〜1.2億円7,000万〜1.1億円出産祝金2万円、子育て応援券谷中小など下町の落ち着いた学区
墨田区9,000万〜1.3億円6,500万〜1.0億円出産祝金1万円、すみだ子育て応援券横川小など地域密着型校
江東区9,500万〜1.4億円7,500万〜1.2億円出産祝金1万円、私立幼稚園補助豊洲小・東雲小など湾岸の新設校
品川区1.1〜1.5億円8,500万〜1.3億円出産祝金2万円、保育園副食費助成城南小・御殿山小など人気学区
目黒区1.2〜1.6億円8,500万〜1.3億円出産祝い品、私立幼稚園補助駒場小・八雲小など教育水準高
大田区9,000万〜1.3億円7,500万〜1.1億円出産祝金1万円、私立幼稚園補助馬込小・洗足池小など住宅地中心
世田谷区1.0〜1.4億円8,000万〜1.2億円出産祝金1万円、私立幼稚園補助区立桜丘小・八幡小など学区選択制が柔軟
杉並区9,000万〜1.3億円7,500万〜1.1億円出産祝金1万円、すぎなみ子育て応援券高円寺小・浜田山小など文教地区
中野区9,000万〜1.2億円7,500万〜1.1億円出産祝金1万円、ブックスタート桃園小・谷戸小などコンパクト校
北区8,500万〜1.2億円7,000万〜1.0億円出産祝金1万円、ブックスタート王子小・滝野川小など下町エリア
荒川区8,000万〜1.1億円6,800万〜9,500万円出産祝金1万円、子育て応援券第五峡田小など地域密着
板橋区8,500万〜1.2億円7,000万〜1.0億円出産祝金1万円、私立幼稚園補助金沢小・常盤台小など広域
練馬区8,500万〜1.2億円7,000万〜1.0億円出産祝金1万円、私立幼稚園補助開進小・大泉学園小など文教地区
足立区7,500万〜1.0億円6,000万〜9,000万円出産祝金5万円(全国的にも高額)千寿桜小・栗原小など
葛飾区7,500万〜1.0億円6,000万〜9,000万円出産祝金2万円、応援券本田小・南綾瀬小など
江戸川区7,500万〜1.0億円6,000万〜9,000万円出産祝金1万円、私立幼稚園補助小岩小・葛西小など

※ブックスタートとは
生後4か月前後の乳児健診などの機会に、自治体から絵本(2冊前後)と案内冊子が無料で配布される制度です。


まとめ

  • 都心区:ブランド力 × 教育水準は抜群だが、住居費は高額。
  • 東部区:出産祝金や応援券が手厚く、住居費も抑えやすい。
  • 西部区:文教地区として教育環境が安定、相場は中間帯。

結論
「子育て支援 × マンション相場 × 学区」を総合的に見て、自分のライフスタイルに合う区を選ぶのがベストです。

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