購入
2025/12/24

2026年版【品川区タワマン相場】独自データで読み解く5物件の位置づけと価格レンジ(2024–2025)

品川区のタワーマンション市場は、
一般的な「平均相場」だけでは実態を捉えにくいエリアです。
再開発が進む大崎・品川エリア、湾岸寄りの立地、既成住宅地が混在しており、
同じ区内でも物件ごとに市場性や価格レンジが大きく分かれています。

そのため品川区では、
「いくらが相場か」を横並びで比較するよりも、
各タワーマンションが区内でどのような役割を担っているかを整理する視点が重要になります。

本稿では、独自に収集した募集価格データをもとに、
品川区を代表するタワーマンション5物件を取り上げ、
「どの価格帯に属するか」ではなく、
「なぜその価格帯が成立しているのか」「相場全体の中でどの位置にあるのか」
という点から読み解いていきます。

品川区タワーマンション 平米単価ランキング

まずは、2024年1月〜2025年12月の募集事例を集計した、主要タワーマンションの平均平米単価ランキングをご紹介します。

順位物件名平均平米単価(万円/㎡)最低値最大値70㎡換算価格件数
1位パークタワーグランスカイ265.71万円/㎡175.1422.21億8,600万円86件
2位大崎ウエストシティタワーズ245.4万円/㎡166.2375.81億7,178万円87件
3位パークタワー品川ベイワード205.9万円/㎡158.9276.61億4,413万円77件
4位シティタワー品川132.3万円/㎡99.5175.29,261万円93件
5位品川シーサイドレジデンス130.6万円/㎡102.1165.99,142万円26件

品川区のタワーマンションを平均平米単価を軸に整理すると、
パークタワーグランスカイは、相対的に高い水準を示している事例が多いことが分かります。
募集事例の中には400万円/㎡を超えるものも含まれており、
条件次第では、品川区内でも上位クラスの価格帯が成立しているタワーといえそうです。

大崎ウエストシティタワーズは、
平均水準は高めに位置する一方で、最小値から最高値までの幅が大きく、
住戸条件や募集時期によって価格のばらつきが出やすい傾向が見られます。
相場感を一律に捉えるというより、
「どの住戸が出ているか」を丁寧に見る必要がある物件と考えられます。

パークタワー品川ベイワードは、
200万円前後/㎡を中心とした募集が比較的多く、
極端な上振れ・下振れは限定的です。
品川区タワーマンションの中では、
平均的な価格帯を把握する際の一つの目安になりやすいポジションといえます。

シティタワー品川については、
120万円台〜140万円台/㎡の事例が中心で、
今回の比較対象の中では抑えめな水準に収まっています。
実需寄りの検討層が多い価格帯が形成されていると読み取れます。

品川シーサイドレジデンスは、
平均値ではシティタワー品川と近い水準にあり、
全体として落ち着いた価格帯での募集が継続しています。
品川区タワマン相場の広がりを把握するうえで、
下側のレンジを確認する役割を担っている物件といえるでしょう。

【1位】パークタワーグランスカイ

平均平米単価 265.7万円/最小値 175.1万円/最大値 422.2万円

募集事例を見ると、
価格帯は 1億円前後〜4億円台、㎡単価は 175.1万円〜422.2万円の範囲で推移しています。
品川区のタワーマンションの中でも、分布の幅が広く、上限水準も確認できる価格帯となっています。

事例の分布は 200万円台前半(200万〜230万円台)に集まるものが多く、
このレンジが募集事例の中心を構成しています。
一方で、250万円超の水準は、限られた条件の住戸に集中して見られます。

募集件数は多く、2024年から2025年にかけて継続的に事例が確認されています。
特定の住戸だけが平均値を押し上げているというより、
住戸タイプごとに異なる価格帯が積み重なっている分布が確認できます。

面積帯別では、
65〜75㎡前後が 200万円台〜220万円台/㎡に多く分布し、
80〜95㎡前後では 220万円台〜260万円台/㎡へ水準が移ります。
さらに、100㎡超では 300万円台後半〜400万円台に達する事例も見られます。

422.2万円/㎡といった高水準の事例も確認されていますが、
これは分布の上端に位置するケースで、
募集全体の中心レンジは 200万円台前半にあります。

全体としては、
200万円台前半を軸に、住戸条件によって上側へレンジが広がる構造が見られ、
平均値だけでなく、分布の中心と上下の広がりを併せて見ることで、
実態に近い価格帯が把握しやすい物件です。

【2位】大崎ウエストシティタワーズ

平均平米単価 245.4万円/最小値 166.2万円/最大値 375.8万円

大崎ウエストシティタワーズの募集事例を見ると、
価格帯は 7,000万円台から4億円超まで分布しており、㎡単価は 166.2万円〜375.8万円の範囲で推移しています。品川区内のタワーマンションの中でも、価格レンジが比較的広く確認できる物件です。

募集データの分布では、230万円台〜280万円台に事例が多く集まっており、このゾーンが中心的なレンジとなっています。一方、200万円前後の事例はコンパクト住戸や低層階に見られるケースが多く、300万円台に入る募集は、高層階や眺望条件の良い住戸、または面積の大きな住戸に限られています。

募集件数は一定数継続して確認されており、2024年から2025年にかけて市場への供給が続いています。特定の高額住戸のみが平均値に影響しているというより、住戸タイプごとに異なる価格帯が並存している分布が見られます。

面積帯別では、55〜70㎡前後の住戸が 210万円台〜260万円台に多く分布しており、募集事例の多いゾーンとなっています。これに対し、80〜90㎡超では水準が一段上がり、110㎡超かつ上層階では 350万円台後半に達する事例も確認されています。

全体としては、単一の水準に集約されるというより、複数の価格帯が同時に存在する構成となっており、平均値だけでなく分布を見ることで、より実態に近い相場感を把握しやすい物件です。

【3位】パークタワー品川ベイワード

平均平米単価 205.9万円/最小値 158.9万円/最大値 276.6万円

パークタワー品川ベイワードの募集事例を見ると、
価格帯は 1億円前後〜2億円台前半に分布し、㎡単価は 158.9万円〜276.6万円の範囲で確認されます。
品川区内のタワーマンションの中では、分布が極端に上下へ振れにくい水準となっています。

募集事例の分布は、190万円台〜230万円台に比較的まとまっており、
このレンジに事例が集まっています。
170万円台まで下がるケースは低層階や面積の大きい住戸に見られ、
250万円超の水準は高層階や条件の整った住戸に限られて確認されています。

募集件数は継続的に確認されており、特定の時期に集中する傾向は強くありません。
一部の高額住戸のみが平均値に影響しているというより、
住戸条件に応じた価格帯が並行して存在している分布が見られます。

面積帯別では、
65〜75㎡前後の住戸が 200万円台〜220万円台に多く分布しており、
募集事例の中心を構成しています。
80㎡超では 210万円台〜240万円台に水準が移り、
条件の良い高層階では 260万円台後半に達する事例も確認されています。

全体としては、
190万円台〜230万円台を軸に、住戸条件によって上下にレンジが広がる構成となっており、
平均値と分布を併せて見ることで、相場感を把握しやすい物件です。

【4位】シティタワー品川

平均平米単価 132.4万円/最小値 99.5万円/最大値 175.2万円

シティタワー品川の募集事例を見ると、
価格帯は 7,000万円台〜1.5億円台に分布し、㎡単価は 99.5万円〜175.2万円の範囲で確認されます。

募集事例の分布は、120万円台〜145万円台に比較的集まっており、
このレンジに事例が多く見られます。
110万円前後まで下がるケースは、階数や向き、住戸条件の影響を受けた事例に限られ、
160万円台〜175万円台に達する水準は、高層階や条件の整った住戸で散発的に確認されています。

募集件数は継続的に確認されており、
特定の時期や住戸タイプに極端に偏る傾向は見られません。
価格が一点に集中するというより、
120万円台〜145万円台を軸に、条件に応じて上下に広がる分布となっています。

面積帯では、70〜90㎡台の住戸が多く、
同じ面積帯でも階数や向きによって単価に差が生じています。
高値側についても、全体の水準が一段切り上がるというより、
条件の整った住戸が個別に上振れする形で現れています。

全体としては、
120万円台〜145万円台を中心とした分布が確認され、
平均値と分布を併せて見ることで、相場感を把握しやすい物件です。

【5位】品川シーサイドレジデンス

平均平米単価 130.6万円/最小値 102.1万円/最大値 165.9万円

品川シーサイドレジデンスの募集事例(2024年1月以降・26件)を見ると、
販売価格は 7,000万円台〜1.5億円台、㎡単価は 102.1万円〜165.9万円の範囲で確認されています。

㎡単価の分布は、120万円台〜140万円台に事例が多く集まっており、
このレンジが募集の中心となっています。
実際、26件の多くが 117万円〜149万円前後に分布しています。

110万円前後〜120万円前半の事例は、
3〜5階前後の住戸や条件が比較的落ち着いた住戸に見られます。
一方で、150万円台後半(155万円〜165.9万円)に達する事例は、
90㎡超の住戸や、面積・階数条件が揃った住戸に限って確認されています。

面積帯別では、
65〜80㎡前後の住戸が最も多く、このゾーンでは 120万円台〜140万円台/㎡が中心です。
90㎡超の住戸では 140万円台後半〜160万円台へ水準が移るケースが見られます。

時系列で見ると、
2024年は 110万円台〜130万円台の募集が多く、
2025年に入ってからは 140万円台〜160万円台の事例が増えています。
ただし、分布の中心は一貫して 120万円台〜140万円台に位置しています。

全体としては、
120万円台〜140万円台を軸に、住戸条件に応じて上下に広がる分布が確認されています。

ドクターアセットは
日本有数のベンチャーキャピタルから出資を受けて運営されています

  • ITOCHU TECHNOLOGY VENTURES
  • global brain
  • みずほキャピタル