【2025年版】タワマン相場2025 市況レポート|武蔵小杉タワマンの価格推移と見通しはどう?
武蔵小杉は近年、首都圏でも有数の“タワーマンション密集エリア”として急速に市況変化が進んでいる。
2025年時点で、中原区のタワマン価格は前年より大きく上昇しており、特に シティタワー武蔵小杉 を中心に売買・賃貸の回転が活発だ。
本記事では、市況レポートで扱った「都心タワマン相場の上昇要因」とは異なり、武蔵小杉という特定エリアの個別市場にフォーカスして、2020〜2025年の価格推移・上昇要因・リスク要因・今後の見通しを整理する。
【2025年最新版】タワマン相場が上昇する理由。価格推移と今後の見通しを徹底分析
目次
武蔵小杉タワマンの現在地(2025年)
2025年、中原区のタワーマンション市場は強い回復基調にある。

引用:Dr.Asset
● 売買相場
- 中原区全体:平米単価 110.2万円/㎡(前年比 +32.9%)
- 神奈川県平均:75.5万円/㎡
→ 中原区は県平均の約1.46倍の水準へ。
特に、東急東横線・JR横須賀線の利便性が人気を支えており、駅距離5分以内のタワマンは高値更新が続いている。
● 賃料相場
- 70㎡クラス:25〜33万円前後
- 50㎡クラス:19〜25万円前後
シティタワー武蔵小杉の推定賃料は 32.5万円(0.45万円/㎡) と、エリアの中でも高位に分類される。
<その他武蔵小杉のマンション価格に関するニュース>
駅徒歩5分圏の高値更新
RBAリサーチの市況レポートでは、駅徒歩5分以内の中古マンション価格が2018年からの4年間で66%上昇し、平均価格が492万円/坪(約149万円/㎡)に達したと報じられています。
引用元:Real Estate Baseball Association(RBA)
https://www.rbayakyu.jp/rbay-kodawari/item/7407-5-492-4-66-cri
シティタワー武蔵小杉の販売履歴(2023〜2025)
以下は2024〜2025年の募集履歴を参考にした、実際の売買価格の動きである。
| 公開日 | 価格 | 平米単価 | 階数 | 面積 | 間取り |
|---|---|---|---|---|---|
| 2025/11/16 | 16,500万円 | 229.9万円/㎡ | 33F | 71.78㎡ | 1LDK |
| 2025/11/04 | 19,980万円 | 279.8万円/㎡ | 53F | 71.41㎡ | 2LDK |
| 2025/10/31 | 14,900万円 | 207.6万円/㎡ | 23F | 71.78㎡ | 2LDK |
| 2025/10/26 | 15,800万円 | 219.5万円/㎡ | 50F | 71.98㎡ | 3LDK |
| 2025/07/29 | 16,000万円 | 234.1万円/㎡ | 50F | 68.36㎡ | 3LDK |
※募集価格であり、成約価格と異なる場合があります。
■ 平均平米単価の推移
- 2023年:約165〜175万円/㎡
- 2024年:約170〜185万円/㎡
- 2025年:約200〜230万円/㎡
→ わずか2年で+25〜35%の上昇 とかなり強い伸び。
タワマン価格の上昇率としては「湾岸エリアの上昇(20〜25%)」を上回る水準であり、地方圏含む“再開発エリアの中でも高い伸び” と言える。
価格推移の理由(武蔵小杉特有の構造)
(1) 交通アクセスが圧倒的に強い
- 東急東横線
- 東急目黒線
- JR南武線
- JR横須賀線
- JR湘南新宿ライン
この複数路線が同一駅に集中する都市は多くなく、都心・横浜・新幹線アクセスを1駅で完結できる点は強い。
(2) 周辺商業施設の充実と生活利便性
- グランツリー武蔵小杉
- ららテラス
- Kosugi 3rd Avenue
住生活指数が高く、ファミリー層の流入も継続している。
(3) 再開発による地価上昇
中原区では2010年以降の再開発が継続し、2020年代に入り商業系テナントがさらに増加。
地価は過去10年で 約1.8倍。
(4) 「エリアブランド」の確立
かつての“ベッドタウン”から大きく変化し、
「住む街としての目的地」 に昇格した。
武蔵小杉タワマンの災害リスク(2019年浸水)
武蔵小杉は2019年の台風19号により、以下の被害が発生した。
● 主な被害(事実)
- 多摩川の氾濫により駅周辺で浸水
- 住戸の停電・断水(複数タワマンで発生)
- 駅構内の水没による機能停止
シティタワー武蔵小杉そのものは「大規模浸水による住戸被害」は出ていないが、
周辺の電源関係が停止したエリアがあり、エレベーター停止などの影響が出た。
● 市場への影響
浸水後、一時的に
「武蔵小杉=水害リスク」
という報道が続いたが、不動産価格は2020〜2022年でV字回復した。
理由は以下の通り:
- 実際の被害は限定的(構造上の致命傷なし)
- 再開発・生活利便性の高さが需要減を上回った
- 賃貸需要が強く、相場下落が抑制された
結果として2023〜2025年はむしろ価格上昇に転じている。
類似エリアとの比較
武蔵小杉は「神奈川県内の人気タワマンエリア」として比較されるが、
中原区の上昇率は他区より高い。
| エリア | 平米単価 | 前年比 |
|---|---|---|
| 神奈川県平均 | 75.5万円/㎡ | -2.8% |
| 川崎市中原区 | 110.2万円/㎡ | +32.9% |
| 武蔵小杉駅周辺 | 150〜230万円/㎡ | 大幅上昇 |
この差は、
“再開発エリア × タワマン集中 × 都心通勤エリア”
という三重構造によって説明できる。
今後の見通し(2026〜)
結論として、武蔵小杉タワマンの価格は 緩やかな上昇〜高止まり が予想される。
● 上昇要因
- 再開発の追加フェーズが進む
- 東横線エリアの人気継続
- ファミリー層・DINKS層の流入増
- 中原区の地価の底堅さ
● 価格抑制要因
- 浸水リスクの再認識(多摩川)
- 修繕積立金の上昇(築10年〜15年フェーズ)
- 新築供給の大型化による競合
ただし、相場全体が崩壊するリスクは低く、
都心直結の中核タワーマンションとしての地位は維持される可能性が高い。
まとめ
- 中原区の平均平米単価は 110万円台 → 前年比+32.9%
- シティタワー武蔵小杉は 200〜230万円/㎡ と強い伸び
- 2020年以降、価格は大幅に回復し、むしろ上昇傾向
- 2019年水害リスクは認識されつつも、資産価値は維持
- 2026年以降も「高止まり〜緩やかな上昇」予想