暮らし2026/7/21

    【2026年最新】戸田市の子育て支援まとめ|全国・埼玉県・所沢市独自を整理

    【2026年最新】戸田市の子育て支援まとめ|全国・埼玉県・所沢市独自を整理

    「戸田市って、実際どこまで子育て支援があるの?」と気になっている方へ。子育て支援は、まず国の全国共通制度という土台があり、その上に埼玉県独自の制度、さらに戸田市独自の上乗せが重なる構造になっています。

    この記事では、どこに住んでも受けられる制度と、埼京線で都心に近く平均年齢が若い戸田市だからこその制度をはっきり分けて整理しました。表の制度名はすべて公式ページへのリンク(別タブで開きます)になっているので、引っ越し・住み替えの判断材料としてお使いください。

    戸田市の子育て支援 早見表

    まずは全体像から。主な制度を「区分(国/県/市)」つきで一覧にしました。「市」が戸田市独自の制度です。制度名をタップ・クリックすると、公式ページが別タブで開きます。

    制度名区分主な内容所得制限
    児童手当高校生年代まで。第3子以降は月3万円なし
    妊婦のための支援給付妊娠時+出産後で計10万円相当なし
    出産育児一時金子ども1人につき50万円なし
    幼児教育・保育の無償化3〜5歳児クラスは無償なし
    パパ・ママ応援ショップ協賛店で割引・優待が受けられるなし
    こども医療費助成制度県+市県費補助+戸田市は18歳まで対象(入院時食事代も助成)なし
    不妊治療費の助成(先進医療)先進医療費の7割+証明書代・上限15万円なし
    早期不妊検査・不育症検査費の助成上限3万円(35歳未満)/2万円(35歳以上)なし
    出産祝い子育て応援ギフト券子育てグッズに使える5,000円分なし
    産前産後ヘルパー派遣妊娠期〜産後1年未満の家事・育児を支援一部あり

    ※主な制度を抜粋したものです。すべての制度・最新の条件は各公式ページでご確認ください。

    全国共通の制度(国)

    ここは戸田市に限らず、日本全国で共通する国の制度です。戸田市では、これらの申請窓口が市役所(主に子育て支援課・親子健やか室)に用意されています。

    児童手当

    高校生年代(18歳到達後最初の3月31日)までの子どもを養育する方に支給されます。2024年10月分から所得制限が撤廃されました。

    支給額0〜3歳未満:月1万5,000円/3歳〜高校生年代:月1万円/第3子以降は一律 月3万円
    支給時期偶数月に年6回(2か月分ずつ)
    申請戸田市役所 子育て支援課(本庁舎2階)へ。出生・転入から15日以内が目安

    こども家庭庁 児童手当の制度概要はこちら

    妊婦のための支援給付(妊婦支援給付金)

    妊娠期からの相談支援とセットの給付で、国の制度として恒久化されています。妊娠届出時と出産後の面談を通じて案内されます。

    支給額妊娠届出後に5万円+出産後に子ども1人あたり5万円(計10万円相当)
    あわせて保健師等による面談・相談支援を実施
    申請妊娠届出時に1回目、出産後の「こんにちは赤ちゃん訪問」等で2回目の申請書を受け取り、親子健やか室(TEL 048-446-6491)へ提出

    こども家庭庁 妊婦のための支援給付はこちら/戸田市の妊婦のための支援給付はこちら

    出産育児一時金

    健康保険から支給される出産費用のサポートです。医療機関へ直接支払う制度(直接支払制度)も利用できます。

    支給額子ども1人につき50万円(産科医療補償制度対象の分娩の場合)
    申請加入している健康保険(国保の方は戸田市の国保窓口)へ

    厚生労働省 出産育児一時金等についてはこちら

    幼児教育・保育の無償化

    認可保育所・認定こども園等を利用する3〜5歳児クラスの利用料が無償になります。0〜2歳児クラスは住民税非課税世帯が対象です。給食費・行事費・送迎費などの実費は対象外です。

    こども家庭庁 幼児教育・保育の無償化の概要はこちら

    このほか、高等学校等就学支援金(高校授業料の実質無償化)未熟児養育医療給付なども全国共通の制度です。

    埼玉県独自の制度(県)

    埼玉県は県内共通の子育て支援を用意しています。戸田市に住めば、これらも県民として利用できます。

    パパ・ママ応援ショップ(子育て家庭への優待制度)

    県内約2万店舗の協賛店で使える優待カードです。提示するだけで割引などのサービスが受けられます。

    対象県内在住・在園・在学で、18歳に達して次の3月31日を迎えるまでの子どもがいる家庭(妊娠中の方も可)
    特典協賛店での割引・ポイント優遇など。日ごろ子育てを支援する祖父母も利用可
    入手埼玉県LINE公式アカウント「埼玉県庁」で優待カードを表示。LINEを使えない方には紙のカードを配布

    埼玉県 パパ・ママ応援ショップはこちら

    不妊治療・不育症の検査費助成(県の枠組み・申請は市)

    埼玉県は「新ウェルカムベイビープロジェクト」として、早期不妊検査費・不育症検査費の助成を県内市町村を通じて実施しています。申請先は戸田市で、市の「早期不妊検査・不育症検査費の助成」がこれにあたります(次章参照)。

    なお、保険診療と併用した先進医療の費用については、埼玉県にも助成制度(1回上限5万円)がありますが、戸田市は市独自に上限15万円まで助成しています。県内の他市町村で同様の助成を受けている場合は対象外となるため、重複申請にご注意ください。

    埼玉県 新ウェルカムベイビープロジェクト関連事業はこちら

    埼玉県 養育費の支援・ひとり親家庭等医療費助成

    養育費の取決めを公正証書等で作成する際の費用を補助する「養育費公正証書等作成促進補助金」や、養育費保証会社との契約時の保証料を補助する「養育費保証促進補助金」があります。戸田市でも、ひとり親家庭で要件を満たす方に養育費保証契約の保証料補助を実施しています。また、ひとり親家庭等の医療費の自己負担金を助成する制度も県の枠組みで用意されています。

    子ども医療費助成への県費補助

    子どもの医療費助成は、県と市町村が一体となって支える仕組みです。県が助成の一部を補助し、実際の窓口と上乗せは各市町村が担います。戸田市では、この枠組みをベースに通院費の対象年齢を18歳まで拡大しています(次章参照)。

    戸田市独自の制度(市)

    ここが、戸田市に住む・引っ越す判断で最も差がつくポイントです。戸田市は医療費助成の範囲が広く、不妊治療の先進医療への助成も手厚いのが特徴です。

    戸田市 こども医療費助成制度(所得制限なし)

    2024年(令和6年)7月診療分から、通院費の支給対象年齢を18歳まで拡大しました。保険診療の自己負担分に加えて、入院時食事療養標準負担額(入院中の食事代)も助成されるのが特徴です。

    対象戸田市に住所があり、国民健康保険や社会保険に加入している18歳(18歳到達後の最初の3月末)までの子ども。高等学校等に通っていない方も対象
    助成内容保険診療の自己負担分および入院時食事療養標準負担額。埼玉県内は受給資格者証の提示で窓口支払い不要(現物給付)
    注意接骨院・整骨院等は戸田市・蕨市内のみ利用可。県外受診は償還払いの手続きが必要
    申請子育て支援課(本庁舎2階)、戸田公園駅前出張所、美笹支所で受給資格登録。転入・出生の翌日から15日以内なら転入日・出生日から対象(電子申請も可)

    戸田市 こども医療費助成制度の概要はこちら

    不妊治療費の助成(先進医療)― 上限15万円

    医療保険が適用される不妊治療と併せて実施した先進医療の費用を助成します。証明書の作成費用も全額助成されるのが戸田市の特徴です。

    対象令和4年4月1日以降に開始した、保険適用の不妊治療と併せて実施された先進医療(厚生労働省が承認した医療機関で実施)。事実婚も対象
    助成額不妊治療1回につき、①先進医療費の7割+②戸田市不妊治療実施証明書の作成費用の全額 の合計を、上限15万円まで助成(千円未満切り捨て)
    申請期限助成対象となる不妊治療を終了した日から1年以内
    申請予約システムで予約のうえ、親子健やか室 親子保健担当(TEL 048-446-6491)で窓口申請。夫婦それぞれの市税の完納証明書が必要

    戸田市 不妊治療費の助成(先進医療)はこちら

    早期不妊検査・不育症検査費の助成

    治療の前段階である「検査」の費用を助成します。不妊検査は男女がそろって受けることが条件ですが、不育症検査は女性のみでも申請できます。

    対象婚姻等関係にある男女(事実婚を含む)の双方または一方が戸田市民で、検査開始時に女性が43歳未満
    助成額検査開始時の女性の年齢が35歳未満なら上限3万円、35歳以上なら上限2万円(千円未満切り捨て)
    条件男女がともに受けた検査(不育症検査は女性のみでも可)/助成該当期間が1年以内/県内の他市町村で同様の助成を受けていないこと
    申請予約システムで予約のうえ、親子健やか室 親子保健担当(TEL 048-446-6491)で窓口申請

    戸田市 早期不妊検査・不育症検査費の助成はこちら

    出産祝い子育て応援ギフト券

    2023年4月以降に子どもが生まれた世帯に、子育てグッズを購入できる「出産祝い子育て応援ギフト券」5,000円分を配付しています。

    産前産後ヘルパー派遣

    妊娠期から出産後1年未満(生まれた子どもが1歳になる前日まで)の妊産婦の家事・育児の負担を軽減するため、ヘルパーが日常の家事・育児を手伝います。ミルクの授乳、おむつ交換、乳児(就学前の兄姉を含む)の世話などに対応します。

    戸田市 子育て情報サイト DACCO はこちら

    そのほかの市独自サポート

    ひとり親家庭の養育費保証契約の保証料補助、戸田公園駅前子育て広場・親子ふれあい広場での保健師相談、ファミリー・サポート・センター、未熟児養育医療の給付などがあります。対象や金額は年度で更新されるため、最新情報は戸田市の子育て情報サイト「DACCO」でご確認ください。

    ライフステージ別のチェック

    妊活から高校生年代まで、フェーズごとに使える制度を整理しました。かっこ内は区分(国/県/市)です。

    • 妊活期:早期不妊検査・不育症検査費の助成 上限3万円/2万円(市)/不妊治療費の助成(先進医療)上限15万円(市)
    • 妊娠〜出産:妊婦支援給付金 計10万円(国)/出産育児一時金 50万円(国)/産前産後ヘルパー派遣(市)
    • 産後:出産祝い子育て応援ギフト券 5,000円分(市)/産前産後ヘルパー派遣(市)
    • 0〜2歳:児童手当(国)/こども医療費 窓口無料(市)/パパ・ママ応援ショップ(県)/非課税世帯は保育料無償(国)
    • 3〜5歳:幼児教育・保育の無償化(国)
    • 小・中・高校生年代:こども医療費 18歳まで(市)/児童手当・高校生年代まで(国)/高等学校等就学支援金(国)

    戸田市の子育て支援 よくある質問

    Q. 戸田市ならではの「これは押さえたい」制度はどれ?

    A. こども医療費で入院時の食事代(食事療養標準負担額)まで助成される点は、県内でも手厚い部類です。妊活期には、先進医療費の7割に加えて証明書作成費用も全額助成し、上限15万円まで支給される不妊治療費助成があります。産後は「出産祝い子育て応援ギフト券(5,000円分)」と産前産後ヘルパー派遣が使えます。

    Q. こども医療費は窓口で払わなくていいですか?

    A. 埼玉県内の医療機関なら、こども医療費受給資格者証を提示することで保険診療分の窓口支払いが不要です。ただし接骨院・整骨院などの施術所は戸田市・蕨市内のみ利用でき、県外で受診した場合は償還払いの手続きが必要です。

    Q. 体外受精は助成の対象になりますか?

    A. 体外受精・顕微授精そのものは令和4年4月から保険適用となり、原則3割負担です。戸田市の助成は、その保険診療と併せて行う「先進医療」部分(費用の7割+証明書代、上限15万円)が対象です。申請は治療終了日から1年以内で、予約制の窓口申請となります。

    Q. 治療の前の「検査」にも助成はありますか?

    A. あります。「早期不妊検査・不育症検査費の助成」で、検査開始時の女性の年齢が35歳未満なら上限3万円、35歳以上なら上限2万円が助成されます。不妊検査は男女そろって受けることが条件ですが、不育症検査は女性のみでも申請できます。県内の他市町村で同様の助成を受けている場合は対象外です。

    Q. 引っ越したら、まず何を申請すればいい?

    A. 転入したら児童手当とこども医療費の受給資格登録を優先しましょう(子育て支援課)。こども医療費は原則「申請受付日」から対象ですが、転入日・出生日の翌日から15日以内に手続きすれば、転入日・出生日にさかのぼって対象になります。

    関連リンク(公式)

    ※本記事で紹介している制度は、国・埼玉県・戸田市が実施する施策の代表的な一例であり、すべてを網羅するものではありません。支給額・対象・所得制限・名称などは年度ごとに更新・変更される場合があり、申請期限が設けられているものもあります。実際の利用にあたっては、必ず戸田市の公式サイトや窓口で最新情報をご確認ください。金額・条件は2026年時点の情報をもとに整理しています。