桜ちゃんの見方ガイド
階段のある部屋(メゾネット)の見方
2026年10月6日 見直し · 案内役 桜ちゃん(AIキャラクター) · 編集 エステートテクノロジーズ
メゾネットは住戸の中に階段があり、上の階と下の階の2フロアで暮らすマンションの住まいです。見るときは「開放的かどうか」ではなく、階段がどこにあり、上下に何があるかを写真と間取り図で確かめ、音・冷暖房の効き・階段の安全性は内見と資料に回すのが近道です。
メゾネットとはどんな住まいか
メゾネットは、マンションの1つの住戸の中に階段があり、上の階と下の階の2フロアに分かれた住まいです。一戸建てとマンションの中間のような住まいとされます。
間取り図は階ごとに分かれていることが多く、階段の矢印は上る向きを表します。上の階の図と下の階の図を並べて、階段がどこでつながっているかを追うと、上下の暮らしの分かれ方が見えてきます。
上の階と下の階にそれぞれ窓があるため、光や風の入り口が上下にある点が一般に良い点として挙げられます。光が入る経路は写真や図面で見られますが、明るさや風の通り方の程度は内見で確かめたいところです。
内見や不動産会社に確かめたいこと
- 上の階・下の階それぞれの間取り図がそろっているか
- 階段が図のどこでつながっているか
メゾネットのデメリットと注意点は
一般に挙げられるのは、階段で家事の道すじが上下に分かれること、階段のぶんの床面積が要ること、年を重ねたときや体調によっては上り下りが負担になりうること、冷暖房の効き方です。どれも暮らし方で感じ方が変わるので、自分の一日に当てはめて考えたいところです。
たとえば洗濯機と干す場所が別の階にあれば、洗濯物を抱えて階段を上り下りすることになります。寝室と洗面やトイレが別の階なら、夜中や朝の支度で階段を使う場面が増えそうです。
上の階と下の階が吹き抜けや階段でつながっている形では、音やにおい、冷たい空気・暖かい空気も上下に伝わりやすいと考えられます。程度は写真に写らないので、空調の方式とあわせて内見で確かめたいところです。
内見や不動産会社に確かめたいこと
- 洗濯機・干す場所・寝室・水回りがそれぞれどの階か
- 空調の方式と、エアコンを付けられる場所
- 内見のときに、階段を上り下りしてみた感覚
階段の位置を見る(リビングの中か、玄関・廊下か)
階段がリビングの中にある型と、玄関や廊下にある型があり、上下の行き来のしかたが変わります。間取り図で、階段の降り口がどの部屋に面しているかを見ると分かります。
リビングの中に階段がある型では、上下の行き来のたびに家族と顔を合わせやすそうです。一方で、リビングの空気が上の階へ流れやすいと考えられるので、冷暖房の効きは内見で確かめたいところです。
玄関や廊下に階段がある型では、リビングを通らずに上下へ移動できます。来客中でも上の階の個室へ行きやすく、来客と生活を分けやすそうです。どちらが良いかは、家族とどう顔を合わせたいかで変わります。
内見や不動産会社に確かめたいこと
- 階段の降り口がリビング側か、玄関・廊下側か
- 玄関が上の階・下の階のどちらにあるか
上の階と下の階に何があるかを見る
上の階に寝室、下の階にリビングという分け方なら、寝る場所とくつろぐ場所を上下で分けやすそうです。逆に上の階にリビングがある分け方なら、上の階のリビングに光や眺めを取り込みやすそうな一方、買い物の荷物を持って階段を上ることになります。
住まいには、玄関から入ってすぐ居間に出る型と、すぐ個室に出る型があります。メゾネットでは玄関がどちらの階にあるかでこの型が決まるので、帰ってきてからの一日の流れを間取り図で追ってみると暮らしを想像しやすくなります。
階段の横や下に空いた場所が写っていれば、収納や小さな書斎に使える可能性があります。ただ、天井の低さや寸法は図面と内見で確かめたいところです。
内見や不動産会社に確かめたいこと
- 寝室・リビング・水回りがそれぞれどの階か(間取り図)
- 階段の横や下の空間の寸法と、天井の高さ
階段の形と手すりを見る
階段には、まっすぐ上る形、途中で折り返す形、らせん状の形があり、踏み板の間が抜けている階段と、壁に囲まれた階段があります。写真で形を見ておくと、上り下りや物の運び方を想像しやすくなります。
踏み板の間が抜けている階段は、光と視線が通り、階段が家具のように見えます。小さな子どもがいる家では、隙間の大きさや手すりの位置を内見で見ておきたいところです。
階段の安全性や、家具・家電を階段で上の階へ運べるかは、写真からは分かりません。大きな家具を上の階に置きたい場合は、階段の幅と曲がり方を寸法で確かめたいところです。
内見や不動産会社に確かめたいこと
- 階段の形(まっすぐ・折り返し・らせん)と、踏み板の間が抜けているか
- 手すりが片側か両側か、どの高さにあるか
- 上の階へ運びたい家具の大きさと、階段の幅・曲がり方
吹き抜けと高窓を見る
吹き抜けは、上の階と下の階をつなぐ2層分の高さの空間です。写真で上の階の手すりや高窓が見えれば、高い位置から光が落ちてくる経路があることが分かりますが、時間帯ごとの明るさは内見で見たいところです。
上の階から吹き抜け越しにリビングが見える形なら、上と下で声をかけ合えそうです。そのぶん音やにおいも上下に伝わりやすいと考えられるので、内見で確かめたい点になります。
高い天井は開放感がある一方で、冷暖房の効き方や、梁や下がり天井で実際には低い場所がある点がよく挙げられます。高窓の掃除や開け閉めの方法、高い位置の照明の交換のしかたも、内見で聞いておきたいところです。
内見や不動産会社に確かめたいこと
- 高窓の開け閉めと掃除の方法、高い位置の照明の交換方法
- 図面での梁・下がり天井の位置
- 吹き抜けのある部屋の空調の方式
写真と間取り図では分からないこと
階段のある部屋で特に写真に写らないのは、上下や隣の音、冷暖房の効き、階段の安全性、家具が階段で上がるかどうかです。これらは「内見と資料で確かめること」として分けておくと安心しやすそうです。
明るさは、写真が撮影したその時の一瞬しか写さないため、吹き抜けや高窓があっても「一日中明るい」とは言い切れません。窓の位置と光が入る経路までを写真で見て、程度は時間帯を変えた内見で確かめたいところです。
間取り図の点線は、吹き抜け・ロフト・梁・吊戸棚など上にあるものを表しますが、種類は図だけでは決められません。ロフトや小屋裏が部屋として扱われるかも図だけでは分からないので、物件情報の表記どおりに読みたいところです。
内見や不動産会社に確かめたいこと
- 時間帯を変えた内見で、上下や外の音と明るさ
- 間取り図の点線が何を表すか(不動産会社に確かめる)
- 写真のコメント欄にCG・イメージ・別の部屋の注記がないか
よくある問い
- メゾネットのデメリットは何ですか
- 階段で家事の道すじが上下に分かれること、階段のぶんの床面積が要ること、上り下りの負担、冷暖房の効き方がよく挙げられます。どの階に何があるかを間取り図で見て、自分の暮らしに当てはめて考えたいところです。
- 室内階段のあるマンションで内見のときに見ておくことは
- 階段の位置と形、手すり、洗濯機と干す場所がどの階かを見ておきたいところです。音や冷暖房の効きは写真に写らないので、時間帯を変えて確かめると安心しやすそうです。
- メゾネットは冷暖房が効きにくいですか
- 上下が階段や吹き抜けでつながる形では、空気が上下に流れやすいと考えられますが、程度は写真や間取り図からは分かりません。空調の方式とエアコンを付けられる場所を資料で確かめ、内見で体感したいところです。
- 大きな家具は階段で上の階に運べますか
- 写真からは判断できません。階段の幅と曲がり方を図面の寸法で確かめ、運びたい家具の大きさと比べたいところです。
- 吹き抜けのある部屋は明るいですか
- 高窓や吹き抜けがあれば光が入る経路はありますが、明るさの程度は写真から言い切れません。窓の向きは物件情報で確かめ、時間帯を変えた内見で見たいところです。
この見方で家を見る
階段のある部屋特集(92件)を見る →このガイドは住まいを見るときの一般的な見方をまとめたもので、個別の物件の条件を示すものではありません。 使える範囲・費用・決まりは、物件ごとの管理規約・使用細則と掲載元の情報で確かめてください。